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STDOUTとSTDERRに出力する方法

Javaで標準出力と標準エラーに出力するサンプルソースおよび実行例を以下に記します。

標準出力・標準エラー

標準出力はSystemクラスのoutフィールドを使用し、
標準エラーはSystemクラスのerrフィールドを使用します。

サンプルソース

標準出力(System.out)と標準エラー(System.err)に対しprintlnメソッドを使って文字列を出力するサンプルソースです。

class StdOutStdErr {
    public static void main(String[] args) {
        System.out.println("STDOUT");
        System.err.println("STDERR");
    }
}

実行例

上記サンプルソースをコンパイルし実行してみます。

$ javac StdOutStdErr.java 
$ java StdOutStdErr 
STDOUT
STDERR
$

上記の実行例では、デフォルトで標準出力および標準エラーとも端末(ターミナル)に紐付けられているため、端末に表示されます。

以下の実行例は、標準出力と標準エラーの出力先をファイルとして実行した例です。
標準出力、標準エラーが別々に出力されたことが確認できます。

$ java StdOutStdErr 1> stdout.txt 2> stderr.txt
$ cat stdout.txt 
STDOUT
$ cat stderr.txt 
STDERR
$ 

使用したJDKおよびOS

$ java -version
openjdk version "9-internal"
OpenJDK Runtime Environment (build 9-internal+0-2016-04-14-195526.buildd.src)
OpenJDK Server VM (build 9-internal+0-2016-04-14-195526.buildd.src, mixed mode)
$ javac -version
javac 1.8.0_131
$ lsb_release -ir
Distributor ID: Ubuntu
Release:        16.04

以上、Javaで標準出力および標準エラーに出力するサンプルソースでした。


添付ファイル: fileStdOutStdErr.java 412件 [詳細]

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Last-modified: 2017-07-09 (日) 11:40:09